旧下関英国領事館リニューアル・オープンのついでに、下関が生んだ二人の女性に関する記念押印もしてきました。たまたま20世紀デザイン切手シリーズの絵はがきが1種1枚ずつあったのでそれを利用しました。ですから余部はまったくありません、申し訳ありません。
田中絹代ぶんか館は2010年(平22)にできた新しい施設なので関連図案の風景印はまだありません。となるとロケーション的に最寄りの郵便局を選択することになるのですが、そこにはすでに先客がいらっしゃいました(笑)。ここは林芙美子さんの生誕地であり、その記念碑も建っています。最寄り局の下関上田中二局の風景印にはその生誕地碑が描かれていて、田中絹代さんとはカスリもしません。やむをえず田中さんには下関南部町局の風景印で勘弁していただくことにしました。
時間と空間の兼ね合いで同様の事例は他にもあることでしょう。そんな困惑も郵趣の楽しみのひとつとして工夫していきたいものですね。
参考:田中絹代ぶんか館、林芙美子生誕地碑(近景と遠景の2枚あります)