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重要・注意喚起を!(その2)

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 去る4月23日付のブログで高齢郵趣家の傍若無人ぶりに対する注意喚起を掲載しました(ここ)。その中で、今はIT機器が発達しているため、ちょっとしたトラブルもすぐにネット上に広がってしまう危険性を述べました。高齢郵趣家はパソコン音痴が多いため、問題に対する認識が非常に遅れています。ここにその実例を示しますので、各地の郵趣会、グループの世話人さんは本文をプリントアウトして教材として例会で配布したり、会報に掲載するなどして啓蒙にご利用ください。悪意のある改変の場合を除き、著作権を要求することはありません。
 中には「あの人のことだ」と個人が特定されることもあるでしょう。以下に出てくる人物が、もしもあなたのお知り合いであったなら、なおさらプリントアウトしてお手渡しください。

2016061201(1)自称「相当な郵趣家」おじいさん
[2016(H28).4.8/宇都宮中央郵便局]
 城切手とG7切手の2種が同日発売された日。問題児は70代なかばとおぼしき男性郵趣家。目撃者は居合わせた一お客さん。

 彼がテーブルを指さして「これを・・・」と言ったところ、あいにく若い女性局員さんはそこからちょっと離れていた場所にいたためでしょう、どちらだかはっきりしなかったらしく「どちらの切手ですか?」と聞いただけなのにいきなり怒りだしました。
 いきなりエキセントリックに「俺はそうとうな郵趣家で(この通り発言したのを確認)、毎回こうして買いに来てやってるんだ!この切手に決まっているじゃないか!しっかり仕事しろ!」挙句「どんな親に育てられたんだ!親の顔がみたい!」とまで。広い局内全部に聞こえる怒号でした。
 目撃者は「認知症の始まりかと思いました。これほどひどい人は初めて見ました。」とのこと。

2016061202(2)文句を言う相手が違う
[2016(H28).5.26/都内某郵便局]
 発行枚数25,000シートしかない伊勢志摩サミット特別シート発売日の朝9時過ぎ。問題児はおおむね50代の郵趣家。目撃者というより被害者は当該局窓口職員さん。

「何で10部しかないんだ?」
「朝一(9時台)に来たのに、買えないなんておかしい!おまえらが買い占めているんだろう!」
などと面と向かって指弾を受けたそうです。
局員氏いわく・・・
「決して社員が買い占めているということはありません。また、配分数を決めたのは現場でもありません。納得いかない心情はわからなくもないですが、窓口で大きな声を張り上げられても、ないものはなんともできません。」と後で心情を語ってくださいました。
さらに・・・「私が対応しただけで、窓口、電話を合わせて当該週月曜から合わせて100件を超えます。私以外にも、窓口の課長、課長代理等が対応している分もあり、昨日までの申告対応総計は200件を超えるのではないでしょうか?世代・性別は様々ですが、強い申告になっているのは、概ね50代以上とお見受けする方々のようです。」
 発行枚数が少なすぎたこと自体も確かに問題ですが、現場の郵便職員さんに対してこれらの言動は品性も知性もなくみっともないだけです。

2016061203(3)完封クレクレおじさん
[2016(H28).6.7/東京中央郵便局]
 地方自治東京の発売日の朝9時15分頃。問題児は50-60代の郵趣家男性。目撃者は彼の後ろに並んでいた一お客さん。

 地方自治東京の完封の紙をくれと、食い下がる方がいました。完封4袋空いていたようですが、後ろに50人以上並んでいたタイミングでしたのでちょっと困りました。好意でいただけるものを強く要求している姿に違和感感じました・・・とのことです。
 現役局員さんにこの件を伺いますと「封包の表紙、時々いますね。どうせ、ゴミになるので差し上げますが、年賀やかもめ~るの封包紙を複数枚求められると、困る場合があります。特に4面連刷は・・・」
 うーん・・・空気読めよって言いたくなりますね。

2016061204(4)身内も反省が必要です
[2016(H28).6.11/切手の博物館の昆虫切手展]
 目撃者は女性郵趣家のお友だち(郵趣家ではない)。そのお友だちの感想です。

 ベテランらしいおじさま方がワイワイ大声でお話しなさっているので私はうるさく感じました。ま、しょうがないか。楽しそうだったから許そう!

 自分たちの居場所・切手の博物館だからといって、あまりにも場馴れで無遠慮な態度は排他的な印象を与えかねないという実例です。特に大声はいけませんね。

 以上です。

[お願い]
 とある趣味の世界では「他人のやることに干渉しない」という不文律があるといいます。一見、自由で民主的に思えますが、その実態はいつまでたっても問題を起こす不良を排除できないだけでなく、その趣味の愛好者全体のイメージを悪くしているだけです。立ち入り禁止エリアに入り込んで列車の運行を妨げたり、ひどいのになると写真撮影用の脚立を立てるために地域の人たちが育てた花壇を踏み荒らすなど、まさしく「招かざる客」そのものです。我々、郵趣家は彼らを反面教師としなくてはなりません。
 郵便局員さんを罵倒している郵趣家がいたらただちに止めましょう。局員さんは決して手出しできないのですから、我々が阻止する責任があります。これを傍観するのは同じ郵趣家の印象を確実に悪くし、まともな人さえ迷惑を被ります。他人に干渉すべきです。そうしないのは無責任です。
 郵趣が他の趣味と大きく違うのは全国的な組織があることです。支部・部会・例会といった末端組織があり、メンバー同士で親交を深めるのみならず、反社会的な行為を生じさせないようにする機能も果たしてきました。その長い歴史が郵趣家の社会的認知度を上げ保ってきたのです。それが高齢化と組織率の低下が、高齢郵趣家の暴走を許してしまうとすれば深刻な問題です。

 郵趣家は特権階級ではありません。
 郵趣家は自ら良識を持って高齢(に限らず)郵趣家の不良行為を阻止しましょう。


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