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デジタルデータでの活用

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 連載記事を担当しているため、一足先に世界新切手ニューズの郵趣誌2022年分が揃いました。記事を書くために必要という正当な理由があって毎月PDFデータを支給していただいているからです。一年分を束ねましたらテキストが106ページで5.6MB、図版が158ページで105.1MBになりました。これをiCloudで同期させておくと出先でもiPhoneで閲覧や検索ができます。図は2022年1月号のテキスト、図版それぞれの1ページ目のイメージです。

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 主に使うのはテキストの方です。「エンボス」で検索をかけると52点の掲載があることが瞬時にわかります。同時に当該部分は強調色で示されます。

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 図版も件名が併記されているので手っ取り早く探す際に有益です。「東京2020」で検索しましたら43点の掲載があることが、これまた瞬時にわかります。強調色で当該切手を示してくれるのも同じです。

 この検索機能があるおかげで後年でのリサーチが極めて容易になりました。これを紙ベースだったらとてもじゃありませんがやってられません。人力頼みなので見落としもあるでしょう。郵趣誌に限らず、あらゆる文献はPDFデータ化していかないと資料として非常に使い勝手が不自由になります。
 個人でせっせとスキャンしている方もいますが、それでは画像データに過ぎないのでテキスト検索ができません。紙を画像に置き換えただけでは労力をかけても割に合いません。元の編集データからPDFデータを生成し、テキストがアクティブな状態にするのが肝要です。それゆえ、郵趣研究や郵趣ウイークリーと同じように郵趣誌の電子版配信を求めているのです。

 

 

 


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