武漢中共肺炎こと新型コロナウイルスの取り扱いが5類に変更されたことも影響してか、先の「アスピラート防府切手展2023」での記帳辞退が目に見えて多かったです。初参観37名のうち、以後の案内はがきの送付を希望されたのはたったの8名しかいらっしゃいませんでした。中には記帳自体を頑なに拒否された方もいらっしゃったと報告を受けています。
私たち郵趣家は郵便が届くことに何の抵抗もありません。むしろ届かないと機嫌が悪くなるくらいです(笑)。しかし、一般の人はそれとは真逆で『郵便が届く=個人情報が漏洩している』と恐怖感を覚えるようです。今後は案内はがき以外の、ネット告知や地元マスコミへの資料提供、ポスターの掲示など、文字通り『広報』活動をより多角化していく必要性を痛感しているところです。
その一方で、従来型の案内はがきは簡単に放棄すべき手段でもありません。そこで、案内はがきが届いてうれしいと感じていただける付加価値を考慮することにしました。発行枚数が1,500万枚しかない2023年夏用はがきを用いること。全国的に見れば希少な山口郵便局 (地域区分郵便局) のインクジェット式機械印を期待して投函すること。そして余白に地元でもほとんど知られていないトピックス記事を加えることにしました。特に地元防府市の題材であって季節感も伴うものを選びました。それがどれだけ効果があるかはまだわまりませんが、小さなカイゼン (改善) を積み重ねていくしかないと考えます。
この案内はがきは、過去3年間に1度でも参加してくださった方、事前に初参加する旨ご連絡いただいた方、ブース出店者さん、そして案内状送付を希望もしくは拒否されなかった方が対象です。我がJPS防府支部メンバーには別途案内済なので、今回はその分を差し引いた72名 (ヶ所) へ発送しました。