田布施町郷土館に行ってきました。古墳時代の埋蔵文化財や昔の生活用品を集めた民俗史料などもありますが、やはりなんと言っても岸信介・佐藤栄作兄弟宰相ゆかりの品を展示・顕彰することを中心に設立された資料館だと言って良いでしょう。そこで念願品の撮影をすることができましたので急ぎ画像をアップロードします。
「山口県が生んだ8人の宰相展」という記事を2006年(H18)10月10日に発表しました。その際にホワイトハウスから佐藤栄作あてに送られた書簡が展示してありました。その時は一律に撮影禁止ということで解説図を示すだけしかできませんでした。ところが、その書簡と同じもしくは同種と思われるキッシンジャーの直筆サインが入った書簡がここにも展示してありました。館員さんに確認しましたところ、すべて撮影可ですとあっさり許可をいただけたので堂々と撮影してきました。
(3)にはAIR MAILのタイピングがありますけれど、実際のところは外交官が携行して運んだものでしょう。他にも同館には私邸宛の旧西ドイツからの書簡もあり、これは切手を貼り郵便ルートで送達されていました。グリーティングカードも入っていましたので、おそらく外交文書のようなレベルの高いものではないと思います。こちらは照明の加減が芳しくなく、どうしても鮮明には撮影できませんでした。興味のある方はぜひ直接足を運んでご覧になってください。JR田布施駅から徒歩約5分、入場無料です。
※以下画像はクリックすると拡大画像のポップアップウインドウが開きます。