去る2013年7月31日、第16回日本ジャンボリー大会の小型印押印のために阿知須郵便局(山口市)に行きました。せっかくなので少し足を伸ばして山陽小野田市を北から南へと縦断する押印ツアーも敢行しました。あらかじめメールで記念スタンプは使用していないとの返答を頂いていた山陽小野田市歴史民俗資料館も、この機会に参観しておこうと軽い気持ちで立ち寄りました。それが計らずも良い結果に結びつきました。
同館受付で市内の観光地、名刹を描いたポストカードを販売していました。ツヤなしのマット仕上げで記念押印の余白もあります。これなら自作マキシマムカードのこだわりポイントである「絵柄面に切手貼付・記念押印」が可能です。3種で100円というリーズナブルな価格ゆえに迷う余地はありませんでした。
◆徳利窯(小野田セメント)
明治時代のセメント焼成の窯です。往時は4本あったらしいのですが現在はこの1本のみ保存されています。風景印を押してもらっていたら「すぐそこですから見に行かれませんか?」と局長さんに勧められました。もちろん見学に行きました。想像を超える巨大さです。ぜひ皆さんも足を運んでください。
(小野田本通南郵便局:徳利窯、小野田港)
◆くぐり岩(本山岬)
海水の浸食作用で穴が開いた奇岩です。
(小野田本山郵便局:本山岬・奇岩で知られるきららビーチ焼野、船、太陽、橋)
◆きらら交流館(焼野海岸)
県立の観光拠点施設です。立ち寄り湯も可能な温泉施設のほかに宿泊棟も備えていて平日なのに賑わっていました。温泉に入りたかったのは山々でしたが先を急ぐために断念し、カツ丼だけを頂いてきました。
なお、小野田西之浜郵便局の某男性局員さん、彼がもうどうしようもない6番。「風景印などは公印なので職員以外は押せません」と力説されるのはごもっともなんですが、簡単なはずの欧文印でさえ局名表示が切手からはみ出す&写りが悪い下手っぴい。やむなくもう1枚50円切手を買い直し、押印のコツまで説明しているのにロクに聞いていなかったのでしょう、2回目も図版のようなお粗末さ。「これでいいでしょうか?」とおそるおそる聞いて来るので「いいです」と言いましたけれど、本当は「(上手に押せそうにないのでもう)いいです」というのが本音。がっかりです。
(小野田西之浜郵便局:竜王山公園のサクラ、きららビーチ焼野)
◆発見:D欄字入り和文印
小野田浜河内簡易郵便局の和文印がD欄字入りでした。現行印で私が確認した山口県内局ではこれが2局目です。A欄に一行表示で入りそうですから、これはちょっとしたお宝印かと思います。なお、1局目は既報のゆめタウン長府簡易郵便局です。