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国名ミャンマー表示最初の切手

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Uom

 1988年クーデターにより成立した国家法秩序回復評議会(SOLORC、ソウ・マウン議長)は、89年6月に国名をビルマからミャンマーへと変更した。今回の切手は、その後初めて発行されたもので「ミャンマー連邦」の国名表示がされている。発行日は1990年5月27日。
 切手の額面は1チャット。図案は連邦議会前庭の新しい噴水とパゴタ(寺院)。ミャンマー連邦の文字はミャンマー語と英語で書かれている。右下の表記は国家法秩序回復評議会。左下のマークは陸・海・空軍を表す。その横には軍がクーデターで政権を掌握した日付<1988.9.18>が記されている
・・・・(ワールド・トピックス頒布会リーフより)

 今から23年前の発行です。当時は軍事政権側がいかにヒドイかを伝えるマスコミが多かったですが、今は政権側の国民統一党(NUP)のソウ・マウン議長の強硬政策の方が正しかったと思えるようになりました。当時は支那がこれほど傍若無人にのさばるとは思われませんでしたから。あの時世界がNUPを支持していれば支那がこれほどミャンマーを蚕食するのを未然に防げたかもしれません。民主主義は往々にして極左強盗集団の隠れ蓑になることを深く理解しなくてはいけません。
 メジャーな国ではないのでお値段的には数百円程度のものなんですけれど、この切手の実逓カバーは思いのほか良いものがありません。世界が経済制裁をしてれば郵便も出さない(出せない)ですよねえ。おまけにおおむね消印が汚いのできちんと読める可能性も低いです。JAPEX2013会場で見つけたこのカバー、ヤンゴン市内のチャウタダ(KYAUKTADA)から東ドイツのボーラウ宛です。日付も発行年内の1990年8月13日でまずまずです。このカバーも「ありそうでない」の仲間だと思います。


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