新聞報道がありましたので当ブログでもご説明します。お手紙愛好家さんを中心に着実にファンを増やしている風景印、それをしっかりPRしていこうということになりました。風景印配備局では図案を大きくコピーしたPRポップを作成し、4月2日以降すみやかに局内掲出するようにとの指示が出ました。さらに風景印スタンプラリーもできるだけすみやかに実施するようにとも謳われています。たいへん良いことだと思います。
実は山口県では昭和60年代にはすでに図のようなしっかりした”風景印ありますサイン”が局内外に設置されていました。ステンレス板に焼付塗装だと思いますが、かなりお金がかかっているクオリティーの高いもので、設置後30年以上経過しているにも関わらずほとんど劣化していません。私が確認しただけでも鋳銭司、絵堂、萩松陰神社前、秋吉、防府宮市、防府佐野、長門、俵山の8局あります。かつてはもっと多かったに違いありません。地元山口県の自慢です。
防府佐野局では2015年9月に局長さん直々にご証言をいただきました。当局に赴任されたのが昭和63年で、その時にはこのサインはすでにあったそうです。近隣の局の中で局長さんご自身がいちばん年長で、一連の”風景印ありますサイン”設置のいきさつを記憶している現役局員さん(局長さん)はもういないだろうとのことでした。愛着があるので今もこうして掲げているのだとお話くださいました。
いまのところPR指示があったのは東京支社さんだけとのこと。新たな予算措置が要らず、既にあるリソースを有効活用したたいへん良い施策だと思います。ぜひとも全国的に拡大していって欲しいものです。