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怒涛の多局印作品到着!

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 すごいのが届きました!

 図版を見ていただければ瞬間で意味がおわかりかと思います。表裏合わせて25個の押印があります。台紙は平成30年用年賀の四面はがきです。本件はただのお賑やかしではなく、2017-18年時期ならではの複雑な規定をすべてクリアしている点です。

参照記事:年賀2018

 まず、郵趣用の四面はがきの売り渡しは11月1日からという基本的な決まりがちゃんと守られています。(事前発売は印刷業者さんに限られており、それをどんな手を使ったのか不正に入手し、10月のうちに記念押印をしようとした不逞の輩がいました。)
 最初の押印はJAPEX2017初日の11月3日です。以後、沖縄、青森、大分、伊勢、仙台、名古屋、長野等々と押印が続き、最後は中野松川局(長野)の1月11日に引受消印で発送されています。その間、52円の料額印面脇にも10円分以上の切手が加貼され、”年賀取扱期間中であっても記念押印は62円以上”という決まりが完全に守られています。この手の郵趣品は、郵趣家が無理やり押させたと疑われるので、ひとつでも法令違反があると公にはできなくなります。
 さらに裏面の左右辺には2017年のニューストピック画像がアレンジされています。数年後にこれらを全部覚えていられるでしょうか。たいへん貴重なメモリアルです。
 作成者ご自身は”気まぐれ”と題されていますけれど、決して気まぐれではここまでできません。お見事です。そしてありがとうございました。
 皆さんも拡大画像をじっくりご覧ください。画像をクリックすると大きな画面が開きます。

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お年玉付き年賀はがきに対する誤解をなくそう

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 昨日1月14日(日)に恒例のお年玉くじ抽選会が行われました。本日より全国の郵便局で当選賞品の引き換えが始まります。特に100本に2本が当たる年賀小型シートに注目が集まります。ちょっとしたお楽しみなのはわかりますが、かといって過度な思い込みは慎みましょう。プレスリリースにもあるように約6千万シートも当たるのです。グリーティング切手の6倍、ちょっとした記念切手の10倍以上もの膨大な数です。
 これが必要とされる主な理由は初日カバーを作るためと外国に輸出する分の確保です。特にプロの切手ディーラーさんたちは事前に数千枚もの年賀はがきを購入して必要数を確保しています。なので15日を過ぎたら急激に需要は無くなります。プレミアが付く要因はどこにもないのが実態です。

 特に改めていただきたいのは抽選日以降に年賀はがきを使うと「わざとハズレはがきを送ってきた。これはきっと嫌がらせに違いない。マナー違反だ!」と短絡する風潮です。いいですか、100枚のうちに2枚しか当たらないのですよ。わざわざハズレはがきを使うのではなく、ハズレはがきの方が当たり前なのです。
 この誤った認識のため、マナー違反にならないよう1枚5円の手数料を払って普通はがきに交換するなど愚の骨頂です。交換された年賀はがきは、せっかく上等な用紙なのに断裁して煮潰し、莫大なエネルギーを使ってわざわざ再生古紙にしているのです。勿体ないこと夥しい!。

 年賀はがきの「年賀」の2文字を横線で抹消する、あるいは「年賀」の文字が見えないように10円切手を加貼して日用に使ってください。それこそが最もエコなのです。


詐欺メール受信記録カード

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 午前中の勤務先の健康診断を終え、昼食のために外に出ていた12時51分に受信しました。このアマゾンうんぬんはネットでも取り上げられている有名な詐欺メールのようです。しかし、日本に税金を払ってないというのが気に入らなくて、そもそも私はアマゾンを一切利用していません。残念でした!。
 だいたい郵趣家相手に電子メールって何だよ。そこはそれ、郵便で送って来んかい。切手貼ってあって消印もバッチリなら「詐欺郵便コレクション」に加えてあげたのに。気の利かない悪党だ(笑)
 それでも、せっかくなので近くのセブンイレブンさんに飛び込んではがきプリントしました。さらに最寄りの郵便局に行って記念押印してオリジナルのマキシマムカードに仕立てました。イベント関連のいわゆる”記念”カードの類ですが、さすがに記念はないだろうと思い、表題のように「詐欺メール受信”記録”カード」と名付けました。
(山口・大内 30.1.16 12-18)


2017年暮、ゆうパック大遅配

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 2017年10月1日にヤマト運輸さんが、同11月21日には佐川急便さんが宅配便の料金値上げに踏み切りました。そのため、年末期に大量の荷物が郵便局のゆうパックに流れ込みました。東京など都会部で5割増、地方都市の博多でも3割増だったと聞いています。その痕跡を示す実逓郵便物のご寄贈をいただきました。

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 栃木県那須塩原市から京都市に送られたゆうパック送票を含むカットです。泉郵便局を12月28日差し出しで翌29日に無事に配達はされたものの、惜しくも午前中の配達には間に合いませんでした。検索結果では14:01の配達となっています。その際に京都中央郵便局輸送ゆうパック部さんのお詫び付箋が貼られていました。このお詫び付箋こそが重要です。
 配達後に99.999パーセントまでが包装紙とともに破り捨てられてしまうものです。しかし、今ならまだ入手可能かもしれません。健闘を祈ります。

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「118番」は海の緊急通報番号です

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 たまたま長門市のセンザキッチンに行きましたら海上保安庁の職員の皆さんがこのポスターを配っておられる場面に遭遇しました。全くの偶然、たまたまです。いただいた後になってはっと気づきました。1月18日だから「118番」なんですね。
 すぐにとって返して5枚ばかり追加でいただき、仙崎郵便局に行って風景印を記念押印しました。今年は海上保安制度創設70周年だそうなので記念押印するにもふさわしい。
 30分ほどで海保の方の姿も、取材されていたカメラマン(ローカルTVさんか?)も見当たらなくなりました。お昼時のほんのわずかなタイミングに行き合わせたわけです。たまたま行ったら初日だったとか、自分、こういう偶然がけっこう多いです。たぶん郵趣の神さまの思し召しなのでありましょう。ありがとうございます。

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郵便使用可能封筒 2種目を確認

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 長崎の一郵趣家さんがお友達の大澤瑩時さん経由で送り届けてくださいました。長崎女の都(めのと)郵便局で採取されたものだそうです。おそらく昨年2017年のものと思います。
 確認数がやっと2例目です。ATM横に置いてある現金収納袋を今一度ご確認ください。
 印象ではまだまだ少ないように思います。興味のある方は今のうちにそれらしい実逓使用例を作られることをお勧めします。これこそ採取された「ご当地使用例」に意味があります。

■参照:すごい!鳥取市

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ボー・グエン・ザップ将軍の切手

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 第3回We Love Kitte in KOBEに向かう新幹線車中の山口新聞で目にしました。山口に戻ってからのリサーチなので丸一日遅くなりました。記事の切手はこれだと思いますが、発行年のインプリントは2017年になっているため生誕または死去の周年にしてはキリの良い年数ではありません。記念切手名称をはじめ発行年月日等の詳細は現時点では不明です。

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▼山口新聞 2018年(平30)1月20日朝刊
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 なお、日本人カメラマンの写真が切手になったものとしては以下の2点が知られています。

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・デューク・エリントン(アメリカ・1986年発行)
 ジャズ専門カメラマン阿部克自氏撮影。1966年5月、デューク・エリントン・オーケストラが来日した際、赤坂のクラブ"月世界"にて撮影された。
・アンジェイ・ワイダ(ポーランド・2000年発行)
 もともとは週刊アエラの表紙用に坂田栄一郎氏が撮影。


ダルビッシュコート×りおた展

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 午前11時の開場すぐに行ってきました、山口県防府市出身在住の若きイラストレーターなかむらりおたくんの個展「ダルビッシュコート×スポーツイラストレーターりおた展」。テーマは十二支の干支をテーマにダルビッシュ有投手を描くというもの。神戸の地元新聞にも紹介されていました。係員さんが写真撮影もOKです、と声をかけてくださったので、自分の干支「牛」の作品一点のみ撮らせてもらいました。

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 A4判ポスターもいただいてきました。普通の郵便局なら日曜日はお休みです。ところが神戸中央郵便局三宮分室は例外的に土日曜日も営業しています。そこで日本人のソウルフードであるオニギリ82円切手をチョイスして記念押印してもらってきました。これも”なんでも郵趣品化運動”の一環です。

 がんばれ、ダルビッシュ有!
 がんばれ、なかむらりおた!

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郵便とアートの邂逅/第3回 We Love Kitte in KOBE

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 1月20日(土)に開催された第3回We Love Kitte in KOBEに初参加してきました。風景印関係の展示提供などで実は第1回から裏方としてお手伝いしていました。しかし、両親の介護を抱えていたため遠出ができませず、第3回目にしてようやく参加することができました。山口県からはスタッフとして湯野郵便局長の山本仁さん、郵趣家は私と岩国市の家倉猛さんの3人が伺いました。
 第3回で印象的だったのは、ご当地のたくさんのアーティストさんたちが、作品展示・販売・ワークショップなどさまざまな持ち味でブース出店されていたことでした。私自身が工業デザイナーでもありますし、アートと郵便・郵趣は親和性が高いのではないかと常々感じていましたので、ここぞとばかりに積極的にアプローチしてきました。それは、作品にアーティストさんたちの直筆サインをいただいて回り、それに切手を貼って記念押印したことでした。そのコラボの成果をご覧いただきます。
 作品によって切手や消印の種類を変えているのは作品の方を生かすため、あるいは私なりに全体の調和を考え、工夫した結果です。その意図も想像しながらご覧いただきたいと思います。

■後藤加奈子さん(笑い文字)
 最初に今話題の笑い文字のブースに向かいました。その場で書きますよ、というご厚意に甘えさせていただき、私の名前をお願いしました。直筆サインのかわりに右上に落款を押してもいただきました。さらに私の後すぐにお客さんが列を成し、お仲間の岩本千加子さんと二人並んで一生懸命書かれていらっしゃいました。
 笑い文字の技術、郵便局員さんはかもめ〜るや年賀はがきの、そうでない方もさまざまな営業活動の中で使えますよ。興味のある方はぜひ学びに行かれてみてください。
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■西尾志乃生さん(己書)
 これも目の前で書いていただきました。頂戴した名刺には次のように書かれています。『己書とは、型にとらわれず自由に描く絵のような温もりのある書です。己書が生む楽しさや絆を世界に広げてまいります。』 積極的にワークショップも行われていらっしゃいます。
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■森国雅子さん/大枝活版室(活版印刷)
 会場に活版印刷機と組み版の実物を持ち込んでおられましたので、まずそれに惹きつけられました。私もかろうじて活版印刷を知っている世代だからです。自信作の大阪市中央公会堂を印刷した肉厚で横長のカードを教えていただき直筆サインもお願いしました。
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■田村美紀さん(マステちぎり絵)
 ドカタに近い仕事の私ゆえ、マスキングテープというと養生用の黄色いテープ、コンクリートなど不陸面用の青いテープならお馴染みです。それとは全く違う表現としてのマステのアートです。薄い青テープを貼り重ね、その重なり具合で空の色の変化を出し、手前はちぎり絵の要領で街を表現する・・・作画工法のご説明までしていただきました。これも自信作のカード(印刷)をチョイスしていただき、右下に直筆サインもいただきました。
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■ヨシカワ ナオヒデさん
 一昨年でしたか、日本郵便のカレンダーで氏のアートを知りました。残念ながらご本人はお見えになりませんでした。私の好みで「ありがとう」と題する赤ちゃんのカード(印刷)を購入し、ここで今日初めて小型印押印を選びました。
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■山田貴裕さん
 お仲間数人でグッズ販売ブースを構えておられました。最初に猫のイラストレーションに釘付けとなりました。そこで不躾ながらアーティストさんをつかまえ、ここでも自信作のカード(印刷)への直筆サインをお願いしました。今回のコラボカード作りの中で一二を争う上品な郵趣品になりました。
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■永田恵理さん
 ソ連時代に宇宙ロケットに乗せられたワンちゃんを描くカード(印刷)について詳しくご説明くださいました。これにも直筆サインをお願いしました。
 後でご本人のfacebookページを拝見しましたら体調が芳しくなかったとのこと。そんな時にドカタのおっさんみたいなのがやってきてさぞかしご迷惑だったことでしょう。すみません。
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■ドン・カジョンさん
 それっぽいお名前ですが日本人だそうです(あらら)。「366日のバースデーカード」の中から私の誕生日である3月23日のカード(印刷)を買わせていただきました。この方もご本人様にお目にかかりたかったです。
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■Mariko Iwauchiさん
 これは栞でしょうか、のり巻き三角オニギリの版画です。10部製作のうちの5番を買わせていただきました。つまりオリジナルプリント物です。これもアーティストさんご自身がお見えになっていなかったのが残念です。臨時出張所で和の食文化シリーズ第3集を買い求め、版画によく似たオニギリ82円切手をコラボしました。気づいた人だけが作ることができたコラボ郵趣品です。
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■INGRESS
 以前に記事にしたこともあるINGRESS(イングレス)のブースがありました。私自身がいまだにガラケーでゲームも全くやらないものですからご説明自体ができません。大人がやるポケモンGOみたいなやつ・・・程度の認識しかありません。テーブルの上にずらり並べてあった六角形のスタンプを面白がってぽんぽこ押してきました。
 なお、来たる2月10日に大分でミッションが行われるそうです。興味のある方はどうぞ。
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■三木ゆかりさん(ちひゆ筆文字工房)
 その場で作品を書いていただいただけでなく、名刺を持っていないからとはがき用紙に大きく一筆いただいた三木ゆかりさんの作品を最後にご覧いただきます。アーティストさんと鑑賞者・購入者・ファンとの間がたいへんに近い。これが”生活の中にお気に入りのアートを”と常々考えている私の理想の姿です。
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 来年の参加からとは言わず、直近の郵趣イベントから私も作品をオリジナルポストカードにして名刺と一緒にお配りしようかと考え始めました。本業の工業デザインの作例もありますし、もちろんちょっと自慢したいお宝郵趣品もあります。面白くなってきました!


切手のギリギリ貼りはやめましょう

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 待っていた鮫ヶ浦水曜日郵便局さんから会員証が届きました。ところが手紙文化を担おうとするアートプロジェクトにしてこれはいかんだろうと思いましたのであえて取り上げます。切手をはがき用紙の縁に沿ってギリギリ貼りされています。これ、無意識のうちにやっている人がけっこう多いです。この貼り方が正しいマナーかのように誤解している人すらいらっしゃるとも。

 間違いです!

 右図のように端から5〜8ミリは開けて貼ってください。ギリギリ貼りだと見た目に空間の余裕がなく狭歪感がすると同時に、輸送中に切手が剥がれたり折れたりしやすくなります。今は郵便物を機械区分しますのでなおさら話は厄介です。郵便物表面を強く擦る行程があり、めくれた切手がシール式だと接着性能が生きているため、機械に貼り付いて故障の直接原因になります。リアルに危ないです。
 お手紙教室の先生、ビジネスマナーの先生たちも「切手は端から最低5ミリあけて貼る」の啓蒙をお願いいたします。


直前情報/防府切手のつどい2018

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 明後日開催の防府切手のつどい2018、諸事情により今しがた販売品を荷積みしました。予告ではカバー、はがき、押印台紙などなんでも20円均一掘り出しをダンボール6箱用意しますとアナウンスしていましたが、結局14箱になりました(笑)。イベント予告を見て、間に合うように新たに寄贈品を送ってくださった方が数名いらっしゃったおかげです。ありがたい限りです。

2018012602 ちらっと見ましたら、高知県の南国国分郵便局では毎年恒例の”赤い年賀印”もありました。正体は年賀レタックス用のスタンプです。郵便印ではないので何に押しても構わないことから、お賑やかしサービスで押していただいているものです。もちろんこれも1枚20円均一で提供します。

 売り上げから寄贈時の送料を回収させていただくほか、3割程度をJPS防府支部の会計に寄付しています。そしてこうした郵趣イベントに3回出してもなお引き取り手に恵まれなかったものは社会福祉協議会に寄付しています。極力、廃棄処分を免れるよう、郵趣品のリサイクルに努めています。

[引き続き不要品のご寄贈をお願いします]
 適当な段ボール箱に郵便物を封筒、はがきそのままの姿で溜めてください。切手部分を切り抜く等の作業は不要です。むしろ、それをやられると価値ある資料が無価値になってしまいます。プライバシーの問題がある場合は中身は捨ててください。万一、入ったままになっていても私がチェックして抜きます(産廃処理します)。段ボール箱満杯になりましたら送料着払いで送ってください。基本的に送料以上の対価はお支払いしていませんが、社会福祉活動など換金の必要性がある方は事前にご相談ください。


直後情報/防府切手のつどい2018

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 防府切手のつどい2018、盛会のうちに終了しました。ありがとうございました。次回は8月です。ご期待ください。

 カバー・はがきなどなんでも1通20円均一セールで3回イベントに出してなお残った品は、山口市や防府市の社会福祉協議会に寄贈する予定でした。ボランティアの皆さんの手によってカットされ、紙付き切手の材料になります。ところが、それは惜しい・もったいないという声が多数寄せられましたので再考しました。1箱につき寄付金最低値500円+送料実費で分譲して売上金を社協へ寄付します。それでもなお残った品も同じく社協へ寄付、ということに致します。
 また、つどいの期間中に郵趣品・非郵趣品を多数ご寄贈いただきました。それらをまとめて久しぶりにファンタスティック・オークションを開催したいと思います。通算で第34回になります。整理が済み次第アップロード致しますのでこちらもどうぞご期待ください。

▼つどい前には14箱でしたが2箱分売れて12箱になりました。
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▼第十八眞盛丸の進水記念に作られた煙草入れ(昭和16年)、日露戦役記念の盃。
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▼ダライ・ラマによるチベット亡命政府(在インド)からのブルテン送付封筒(一部切手貼り)、新中国切手使用済ロット一括。
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ご当地キャラからご返事が来ました

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 今年の年賀は初めて”ご当地キャラに応援の年賀状を送ろう”キャンペーンに全面的に乗っかりました。白状しますと昨年までは小バカにしていたのですが、実際の返礼状を見せていただきましたら存外に良い出来でびっくり。自らの不明をおおいに反省し、反省したおじさんはそこまでやるか!?なノリで参加しました。身内に幼児がいますのでこれはチャンスとばかりにパンダの赤ちゃんや平昌冬季五輪選手への応援メッセージなども含めて総数102通を差し出しました。本来は喪中だったのですが、もちろん郵趣極道には関係ありません(笑)。

 肝心の我らが”ぽすくま”は、プレスリリースや入手したチラシによると、板橋北郵便局私書箱26号「ぽすくま年賀状」事務局と、埼玉県さいたま市中央区新都心3-1 日本郵便株式会社関東支社の2ヶ所の送付先がありました。他にもあったのかもしれません。せっかくなので両方に送りましたら今日1月31日にご返事が2通来ました。差し出しはともに「100-8798 日本郵便株式会社 年賀状事務局 ぽすくま」名義でした。絵柄面も全く同じでした。やっぱり(笑)。
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 必ずしもご返事があるわけではない旨、事前にアナウンスされてはいましたが、1月31日現在でご返事が届いたのは90通、確率は実に88パーセントにも達しました。
 その中で確率下げにおおいに貢献しているのが恥ずかしながら我が山口県でした。かんぷうくん、ゆう太くん ゆう子ちゃん、ちょるる、萩にゃん。の5キャラ4ヶ所がエントリーしていながらご返事があったのは萩にゃん。だけ。ちなみに同じ中国支社管内では鳥取1/1、島根2/2、岡山4/4、広島5/5とご返事率はなんと100パーセントです!。
 特に我らが”ちょるる”はいけません。明治維新150年を記念して150人にちょるるの直筆サイン入りのご返事を送ったとニュースで聞きました。いやいや、メモリアルイヤーの時は別にサイン入りなんかでなくてもいいから1桁増しの1,500通とか全員にもれなくご返事を送るもんじゃないの?。ハズレたやっかみも込めて書きますけど(笑)、150通といったらはがき代わずか9,300円ですよ。印刷代を含めて1枚150円かかったとしても22,500円。これが”県”の予算?、近所の幼稚園バザーの売り上げ以下じゃん。これではキャンペーンに参加しただけ印象を悪くしています。

 ちなみによりいっそう応援したくなる、がんばっていたキャラは次のふたつ。お礼状とともにオリジナルステッカーを送ってきたのん太(東広島市)。広島県の子ども元気いっぱいキャラクターのイクちゃんはオリジナルノート付きでした。どちらもキャンペーンに参加した意味をよくご理解されていらっしゃいます。
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 なお、ゆう太くん ゆう子ちゃんあての年賀状は”狐のあしあと”(湯田温泉観光回遊拠点施設)に展示されると聞いていたので1月29日に見てきました。うちのよしこちゃんの年賀状もちゃんと展示されていたのでこれはこれで納得です。
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参考:昨2017年のちょるるからのご返事です(H.Y様ご寄贈)。いまどき珍しいひどい色ズレでQRコードがまったく読み取れません。ほんと、ちゃんとがんばろうよ、頼むよ山口県!。
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700MHz帯を使用する携帯電話基地局の開設に伴うテレビ受信障害対策について

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 全国のご家庭に図のようなチラシやタウンメールが郵送されてきていると思います。私はTVなし生活者なのでよく見もせずにうっちゃっていました。しかし、移動通信に使う700MHz帯の利用拡大に伴ってTVに障害が出る可能性があるとはけっこうな大ごとではありませんか。ググっていたら管轄の総務省のホームページに詳細が記されていました。

▼自宅にポスティングされていたチラシ
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▼タウンプラスで郵送されたチラシ
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 特筆すべきは2018年2月頃から新バージョンのタウンメール(しかも圧着式?)が予定されていることでした。全国規模のタウンメールは前例がないわけではありませんが、それが事前にわかっているというのはちょっと記憶にありません。しかし、これもまたその99.999パーセントまでが一読後に捨てられてしまうことでしょう。
 全国規模なので地域によって配達時期に差があることも当然考えられますし、複数社で印刷していれば何かバラエティーがあるかもしれません。郵趣家たるもの、せめて配達された日を裏書きして保存したいものです。調子こいて配達日の記念押印をしても悪くないと思います。各自のアイデアを発揮されてください。そして、例によって不要でしたら私にお恵みください。配達日の裏書きメモをよろしくお願いいたします。

▼表面(予定)
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▼裏面(予定)
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■参照:総務省ホームページ「700MHz帯を使用する携帯電話基地局の開設に伴うテレビ受信障害対策について」


お手紙ワークショップ用の切手を寄付してください

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 使用済切手を使って栞やカレンダー、絵手紙、便箋などを作るお手紙ワークショップを支援しています。そんな工作用切手のご提供をお願いします。
 収集家の皆さんが見終わった後の不要切手で十分です。極端な傷モノ切手でなければ日本・外国切手の区別も問いません。ただし、ワークショップの皆さんは収集家ではありませんので水剥がしは大変そうです。なので水剥がし済みが希望です。
 目標量はゆうパック小箱満杯です。目標量に達し次第、私が責任を持ってお手紙ワークショップ主催者さんへお届けします。事前連絡は必要ありませんので直接ご恵送ください。よろしくお願いいたします。

郵送先:754-0891 山口市陶1956 椙山哲太郎

※紙付きでも数キロ以上の大量の場合はこの限りではありません。事前にご一報いただけますとたいへん幸せます。



「郵便局サンタ47」湯野郵便局さんの実践レポート

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 昨今は郵便事業以外にもさまざまな施策を積極的に講じられている日本郵便さん。プレスリリースを読みましたら山口県内では周南市の湯野郵便局と、下関市の長府郵便局が参加と知りました。幸いにも湯野郵便局の山本局長さんとは面識がありますのですぐに取材の申し込みをしました。会場となった菊川保育園さまにもお許しをいただきました。
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 クリスマス会に先立つ2017年12月12日(火)、山本局長さんじきじきに同園でサンタさんへのお手紙教室を開催されました。掲示板にはそのサンタさんからのご返事がしっかり飾ってありました。
 そして本番の20日(水)午前11時、2階に上がりましたら既に大盛り上がりで圧倒されました。山本局長はその巨躯を生かして堂々たるサンタクロース姿。一組20人くらいでしょうか、組ごとに園児たちに取り囲まれて記念撮影に応じておられました。それがとっかえひっかえで3組くらいでしたから園児さんは総勢で60人はいたと思います。
 まずお手紙教室を開催し、そのご返事をプレゼントともに配達しにくるサンタさん。これで園児さんたちが喜ばないわけがありません。たいへん良い企画だったと思います。
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 撮影を終えてすぐ近くのセブンイレブンではがきプリント。それにこれまたすぐ近所の徳山菊川郵便局で記念押印し、記念のマキシマムカードを作成しました。ちょうどそこに山本局長さんご一行様が入ってこられましたのでその場で直筆サインを入れていただきました。

 山本局長さん、おつかれさまでした!。

(追伸)
トナカイのお姉さんが可愛かったです(笑)

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[お断り]
 本件は公益財団法人日本郵趣協会登録防府支部として直接訪問取材を行いました。支部会報の編集スケジュールの都合から、同支部長と調整のうえ、筆者個人の郵趣ブログ”HYPER Philatelist”に先行掲載になったものです。


郵便使用可能封筒 広告代理店さん追加確認

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 郵便局で無料でもらえる広告付き郵便使用可能封筒、全国からぽつぽつと実逓使用例をご恵送いただいています。これこそ配布されている当の郵便局での使用例こそ意味がある”ご当地使用例”最適アイテムだと考えます。先日もJR九州さんの「ハロー!自由時間クラブ」の広告入り(郵宣協会)を博多局消印でお送りくださったのは大分市の財前京子さん。あいがとさげもす。

 そして今日も匿名希望さんから新たに一通拝受致しました。埼玉県蕨市の「あそか眼科」さんの広告入りで、こちらは株式会社ヒューレックさんの製品でした。初めてお目にかかった広告代理店さんです。消印は蕨局です。

 面白くなってきましたね!

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 広告を入れてチラシ扱いで郵便使用可能封筒を配布するビジネススタイルは、私たち郵趣家が気がつく以前にとっくに浸透しているようです。収集対象としても新分野であるだけでなく、金額や配布地域を勘案すれば、私たち郵趣家も切手展などの広告媒体として使えるのではないかと思います。

■参照
郵便使用可能封筒 2種目を確認
すごい!鳥取市


配達通知はがきはどうなる?

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 ほんの数日前にfacebookで話題にしたばかりの2018年度・郵便局のふるさと頒布会、まるで見られていたかのようにカタログが届きました。コストパフォーマンスが良く、なおかつ地元郵便局さん支援にもなるので毎年入っています。さっそく隅々まで目を通しましたが・・・やはり載っていませんでした、配達通知はがきの廃止についての説明です。

 今月いっぱいでゆうパックの配達通知はがきが廃止されることはすでにプレスリリースされています。送り先が自分あてであれば、月中旬を過ぎても品物が届かなかったら郵便事故かもと察することもできます。しかし、私のようにお中元・お歳暮などのギフトに利用している場合は知るすべが一切ありません。なぜなら自分が発送人ではないため、ゆうパックのお問い合わせ番号がわからないからです。お問い合わせ番号がわからなければ日本郵便ホームページで検索(追跡)することもできません。

 そして頒布会に入っておられる方は、新年度だけの問題ではないことにお気付きのことと思います。そうです、2017年度の頒布会は今年6月まで続くのです。今月までは配達通知はがき制度が生きていますけれど、来月3月から6月までの4回が残っています。
 しかるべき筋に聞きましたら、ゆうパックの配達通知はがき制度は一律廃止であってふるさと頒布会も例外ではないそうです。私の内容確認書を見ましたら4月をギフトに使っており、山口外郎を鹿児島県に送る手筈になっています。

 制度改正に対するリカバリーを一体どうするのか、明日、フリーダイヤルで直接聞いてみようと思います。

→(20180208追記)
 フリーダイヤルに電話して確認しました。やはり一律廃止だそうです。カタログ末尾に記載されているお問い合わせ先に直電して発送・配達状況を確認してくださいとのこと。
 応対してくださった担当者の方も”ネットで検索してくださればわかります”とうっかり口を滑らせていました。だからね、自分が発送者じゃないからそのお問い合わせ番号自体がわかんないんだってば。どうもよくわかっていないみたいです。制度廃止後の3月から実際に電話して確認しようと思います。

※図は今年1月の頒布品パッケージカットと配達通知はがき(なんでも残しています)

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お礼はなんと一日乗車券

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 青森県でもご当地キャラに応援の年賀状を送ろう!キャンペーンがあったそうです。日本郵便東北支社さんもプレスリリースをされていないので今の今まで全く知りませんでした。

 読者の方からたいへん興味深いというか太っ腹な事例をお知らせいただきました。この企画に参加した弘南鉄道さん、ご返事のはがきはなんと一日乗車券(片道)だったそうです!。ラッセル君と白雪つばさ、来年はしっかり応援の年賀状をお送りしたいと思います。

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参照:平成30年:ラッセル君・白雪つばさに年賀状を書こう!

福を呼ぶおっぱい星人

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 長府観光協会でボートレース下関のチラシ発見。B4判二つ折りの4ページ。週刊実話杯ということで同誌表紙のパロディになっているのが秀逸。表紙グラビアは手島優さん。その場でおっぱい星人の某くんの顔が浮かぶ(笑)。某くんにはふだんからお世話になっているので、私としてはあくまでもやむをえず、嫌々ながら、断腸の思いで(←うそぴょん)下関郵便局で記念押印してもらいました。切手貼って記念押印・引受消印してもらえばなんでも郵趣品に仕立てることができるという、いつものアソビを実践したのでした。56歳にもなって他にやることはないのか?とか言わない。

2018020902

 作業を終えて長府郵便局にも立ち寄りましたら、最近の私のトレンドである郵便使用可能封筒が記帳台に置いてあるのを発見。それも最後の1通でした。ゆうちょカウンターで聞いたらもうありませんと。しかし、ダメ元で郵便窓口でお尋ねしましたらたっぷり在庫がありました。5通いただき、そのうちの2通にその場で記念押印していただきました。広告面の文面から察するに、昨年の平成29年9月以前に配布されていたようです。代理店さんはお馴染みの株式会社郵宣協会さん。

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 動いていればなにかGETすることができるという好例。これはもう手島優さんが、下関だけに福を連れて来てくださったに違いありません(座布団ください)。


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