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待ってました、シンプル63円切手

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 10月1日からの新料金に対応したグリーティング・シンプル3種が報道発表されました。第1種基本料金額面84円のほかに初めて第2種63円、第1種重量便94円も登場です。個人的にははがき料金用を熱望していたのでたいへん嬉しいです。主張控えめなデザインなので日常的にオールマイティーに近い使い方ができそうです。もちろん、郵趣家としては消印映えしそうなので記念押印にも多用したいと思います。

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 郵趣会の会報を見ると、いまだに50面シートに対する批判があります。同じ郵趣家として恥ずかしくてたまりません。大村益次郎さんではないですが「あんたは切手を知らん!」と喝破したくなります。

 日本は切手の種類が少ない国であるという基本認識をまず持っていただきたい。現在では大きく分けて特殊切手と普通切手の2種類しかありません。ふるさと切手やグリーティング切手などもありますが、使い方に特徴や制限があるわけではないので、ふるさとは特殊、グリーティングは普通の亜種のようなものです。
 ところが2017年から発行が始まったグリーティング・シンプル82円は、日本で初めてと言えるビジネス用切手です。会社名が入った素っ気ない社用封筒使用例こそが適正使用例であり、それゆえに2枚以上の多数貼り使用例が非常に少ないことにも気付かなければなりません。数あるグリーティング切手のひとつとしか理解していないとしたら大きな誤りです。

 ビジネス用切手は1980年代のオランダに数多く見られます。額面数字をアレンジしただけのシンプルなデザインは日本のそれとほぼ同じ思想が伺えます。と言うより、日本の方がそれら先例を研究された上での発行なのだろうと理解しています。50面の大判シートも然りです。代表例としてオランダが2005年に発行した2種をご覧に入れます。

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 世界の潮流としてビジネス郵便の方向性は以下の3通りが観察されます。

(1)切手をやめる・・・バーコード等のデジタルコード印刷で代替。
(2)料金証紙化・・・メータースタンプ、フラマ、Post & Go。
(3)ビジネス切手の発行

 (3)はすっかり少数派で、残念ながらほとんどの国では(1)への移行が進んでいます。日本のグリーティング・シンプルは”遅く現れた新人”でありながら、世界のビジネス切手の終焉を物語る最後の証人になるかもしれません。
 日本切手しか知らないと、こうした世界の動きや未来予想ができません。どこでもいいですからせめて1ヶ国(または地域)の外国切手収集を強くお薦めしている理由です。

 おしまいにカナダのコイル切手の実例をご覧いただきます。ビジネス用に作られた5,000枚ロールです。資格を与えられた企業しか購入できない”太巻き切手”です。日本のたったの50面シートなんざ問題外(笑)

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◆参照:グリーティング(シンプル84円、63円、94円)

 


還付請求ゴッコはやめましょう、絶対!!!

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 10月1日からの新しい郵便料金に対応した額面の切手が8月20日から発売されます。普通切手、はがきはもちろんのこと特殊切手も新額面です。そこで、すでにあちこちの郵趣サークル等で話題にされている新料金券種のフォアランナー使用についてのお願いです。先走って使うのは自由ですが、くれぐれも還付請求はしないようにしましょう。郵趣家のモラルが問われます。

 還付請求制度とは本来、郵便料金がわからない人が多めに切手を貼って郵便局に持ってきた場合に差額分を返すための一種の救済策です。前述のような用例は本来の目的を逸脱しています。

 もちろん、実際に数千数万通の実逓郵便物の山を漁った末に非郵趣家便の還付請求例を発見したならそれは意味があるでしょう。しかし、これを意図的に作ることには賛成できません。制度があるからといって現実にはありえない奇をてらった人工物はただの奇形・異形物です。しかも、たったの1円2円のレベルですよ。どうやっても郵便局さんにとっては人件費にすらならない大赤字、大迷惑です。そんなくだらないことのために新額面の先行販売が行われるわけではありません。

 あなたの回りにも還付請求をやろうとしている人がいたら全力で止めてください。そんなことをしていたら嫌われるだけです。郵趣家にあるまじき良識の欠如、恥そのものです。大事なことなのでもう一度繰り返します。郵趣家のモラルが問われます。

 

2019年製レターパックライト確認

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 馬場千枝さんからお送りいただいたレターパックライト(360)の製造銘が(2019・TPN)でした。その意味は(2019年製・凸版印刷株式会社)です。レターパックを製造している会社は数社ありますが、今年の製造はこれが初見です。なにぶんにも私一人だけのことですからもっと早い出現例があってもおかしくありません。更新例をお持ちの方はぜひお知らせください。
 念のため、ぱっと見て気付いた差異を記しておきます。表面の「はがして差出し」の青枠が淡い色になりました。また、厚さ「3cmまで」の赤文字が若干濃くなりました。(注:INSは日通商事株式会社の略記号です)

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 裏面の注意文字だと赤色の濃さの程度違いがよくわかると思います。

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 来たる10月1日からレターパック料金も値上がりし、料額印面のデザインも変わります。ひょっとすると2019年製の現行額面版はレアアイテムになるかも?、しれません(製造会社に関わらず)

 

今こそ富士図1,000円切手を押さえておこう

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 10月1日からの郵便料金用の新普通切手・はがき類が一斉に発行されました。そんな浮世には目もくれず、HYPER Philatelistは今こそ富士図1,000円切手を押さえておくべきと提唱します。

 日本切手の最高額面券種は1,000円切手です。これまで計3種の普通切手が発行されてきましたが、来たる10月1日の消費税率10%化に伴う郵便料金の改定に合わせてその役目を終え、今ある在庫が払底した段階で廃番となる旨が正式に発表されました。
 初代が吉祥天立像(昭50)、2代目が松に鷹図(平8)、そして3代目が今回取り上げる富士図(平27)です。単純に使用期間が4年しかないことから使用例が少ないであろうことは容易に想像がつきます。しかし、現行切手収集家各氏によると、ボランティアが回収したミクスチャーからもまったく出てこないというのですからそれだけでは説明がつきません。
 現役の局員氏に伺いましたら、窓口の料金計器の配備が進んだおかげで高額券種を常備する必要がなくなったこと、料金別納制度を悪用した億単位の不正事件が発覚したこと等、不利な要件が複合した結果として常備局が激減しているそうです。あったとしても特別送達かゆうパックくらいしか用途がないためにほとんど使われていないとか。ではどのような対策を講じれば良いでしょうか。

 これも現役局員氏にお教えいただきました。料金計器の配備がない簡易郵便局では逆に1,000円切手を常備している場合が多いそうです。正確には”常備せざるを得ない”のだそうです。そこで本日、別件のついでに美祢市の下嘉万簡易郵便局さんを訪問しました。在庫を伺いましたら予想的中!、縦5連がありました!。もちろん全部買わせていただき5枚全部に記念押印をお願いしました。これは単片に切り離されて収友へのお中元になります(笑)
 なお、単片での使用済すら少ないのですから、見栄えも考慮して横ペアあるいは田型中央一印といったブロックの使用済も作るつもりです。9月いっぱいかけてなるべくたくさんの簡易郵便局さんを回ろうと思います。

 

金銀銅の金属色インク

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 昨日発行された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄附金付)を購入してきました。さすが400年以上の歴史を誇るオランダの王立印刷所ジョン・エンスケデ社です、1枚のシートの上に金銀銅の3色を同時に表現しています。メタリックな風合いを箔押しではなく印刷インクで表現するのは実はたいへん困難なことなのです。

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 日本最初の金色インク印刷は、1959年(昭34)発行の名古屋開府350年記念切手であることはあまりにも有名です。時の郵政省は金のシャチホコを表現するために金色インクを使うことを強く希望し、一方の大蔵省印刷局側は金色は変色しやすく印刷も難しいからと難色を示していましたが、最終的には郵政省の希望を容れ、グラビア特色の金色インクでの印刷に踏み切りました。(※)
 幸いなことに発行からちょうど60年を経過した現在でもさしたる経年劣化は見受けられません。皆さんのアルバムに収まっているであろう1枚もまた輝きを失っていないことと思います。

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 その後、印刷局では研究が重ねられ、1968年(昭43)にはついに普通切手・中尊寺金色堂30円にもグラビア特色の金色インクが用いられました。
 さらにその翌1969年に発行された日本万国博覧会EXPO’70寄附金付50+10円記念切手、1970年発行の同記念切手1次・燕子花図50円も同様です。同記念切手2次・夏秋草図50円にはなんとグラビア特色の銀色インクまで登場し、日本における切手ブームの最盛期を象徴するかのようでした。

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 しかし、日本切手にしか目が向いていない収集家が多かった当時、目立たないながらも印刷局では外国切手製造を請け負った際に金属色インクを大胆に使っていました。それが1967年(昭42)発行のシャルジャー切手”POST DAY 1967”です。大蔵省印刷局の銘版が入っていますので知っている人は知っている存在です。しかも、中尊寺金色堂30円切手が発行される前年です。
 いかなる経緯でアラブ土侯国の切手製造を扱うことになったのか今ではわからなくなりましたけれど、こうして実物だけは確実に世の中に残されました。どなたか謎解きに挑戦しませんか?。

 最後になりましたが改めて東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄附金付)をご覧ください。プレスリリースにあるようにオフセット6色印刷です。カラーマーク部分に注目してください。左からプロセス印刷のKCMYの4色が並び、その次に銀、金の特色2色、そして右端にエンボスがあります。まとめますとカラーマーク6色+エンボスです。さあ、ここで不思議にお気づきでしょうか。そうです、銅色の特色がありません。これはいったいどういうことでしょうか。
 すでに外国切手では行われている”銀色インクの上に金色インクを重ね刷りをすると銅色になる”ではないかと私は想像しています。皆さんも高倍率のルーペでじっくり観察してみてください。いずれ専門家の方が「郵趣」誌上に詳細を解説してくださることでしょう。

※:出典 解説・戦後記念切手II「ビードロ・写楽の時代」P.242より(内藤陽介著)

 

 

郵政2019年9月号

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 日本郵政グループ広報誌「郵政」の2019 SEPTEMBER号が届きました。毎号読みどころ満載ですが、今回は特に裏表紙の記事をご紹介します。日本郵政グループのオリンピック・パラリンピック貢献のまとめ記事です。

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 「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は私も参加しました。当地でも回収箱が設置された初日、2018年(平30)3月28日には防府三田尻郵便局長さま、日本郵便中国支社さまの許可をいただいて公式取材のうえ記念カードも作成しました。記事によると無事に約15万台の携帯電話回収が達成されたとのことです。めでたし、めでたし。

<参照記事>
携帯電話回収箱設置記念初日カード

 寄附金付年賀はがきの寄附金総額も発表になりました。累計約2億円は史上最高額とのこと。こちらもめでたし、めでたし。

<参照記事>
年賀2018トピック(1)
年賀2018まとめ
最難関か?! 龍馬像あての年賀はがき

 

架空請求はがき印刷犯グループ初検挙

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 産経新聞ニュースによりますと、架空請求はがきを印刷した疑いで実行犯4人のグループを初検挙したとのこと。喜ばしいことではありますが、これが全国初というのはいくらなんでも遅すぎるとも思います。

 通信の秘密を守らなくてはならないので、たとえそれとわかったとしても日本郵便はこれを強制的に止める権限がありません。たとえ取集め担当の社員さんが市中の郵便ポストを開けた段階で気がついても阻止する手立てがないのです。犯罪対策がしっかり行えるよう通信の秘密に関しても憲法改正論議に加えていただきたいと思っています。

 さて、産経新聞ニュースの画像と全く同じ架空請求はがきを2通所持しています。今年になってfacebookフレンドさんからご寄贈いただいたもので、それぞれ送付先の住所は全く異なります。複数の詐欺グループが同じフォーマットを使っているようですから、この2枚が必ずしも今回検挙された印刷犯グループのものとは断定できませんけれど、啓発のためにご覧いただきます。

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 もしご自宅に架空請求はがきが届きましたら早急にお近くの消費生活センターに連絡してください。

 そして、引き続きのお願いです。当該はがきを破棄されるのでしたら郵趣研究資料として私にご寄贈ください。プライバシーは守ります。

 

 

複十字シール2019年は復刻版デザイン

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 博多から戻ってみると公益財団法人結核予防会さんから複十字シール募金の案内が郵送されていました。今年は1952年以降の復刻版デザインになっています。ざっと見ただけでボンネットバス、スズメ、ネコ、SL、灯台、コッホ、さくらんぼなどなど多彩なテーマ計24種で構成されています。2000年以降のオリジナル・イラストを担当されている安野光雅さんの作品も再掲されているのでファンにはたまらないでしょう。
 今年の募金はすでに8月1日から始まっています。下記ホームページをご覧いただき、志ある方の募金参加をお勧めします。

参照:https://www.jatahq.org/news/1181

 


いくらなんでも早すぎませんか?

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 せっかくかわいい動物図案で統一されたすばらしいラインナップだったのに、たった4年でもう絶版だなんて。日本郵便のお偉いさん方たちはデザイナーの気持ちを1ミリも理解してないのでは?。
 デザイナーは裏方です。表立って意見を言うことはありません。それだけにあまりにも粗雑に過ぎる扱いに嫌気がさして、有能な人ほど突然辞めてしまうものです。たいへん心配です。

参照:キャプチャー画像出典元

 

 

切手室 (専用保管庫) の建設を

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 郵趣2019年5月号P.36,37に書きました「郵趣トピック 収集家の憧れ”切手室”を建設!」をお読みください。時代は大きく変わり、最新の省エネ技術を駆使したエアコンだと一年中つけっ放しにしていても驚くほど電気代がかかりません。新築・改築の折に壁床天井にしっかり断熱材を入れることにはそれなりの工事費が必要ですが、それはあくまでも設備投資。その後の維持費のいかに安いことか。郵趣家人生一生のことと考えれば確実に安くかつ有効だと断言します。

 2回目の夏が過ぎようとしています。昨秋の断熱材増強工事の結果はパーフェクトで今夏はまったく異常ありません。その盛夏8月に使用した中国電力さんのシンプルコースの電気代がご覧の通りわずか5,737円/月でした。
 これは切手室だけではなく家全体の電気代です。TVがないだけで我が家はオール電化しました。キッチンのIHヒーターやお風呂のお湯もエアコン(2台)も、家じゅうぜんぶの電気代でこの額です。真冬は床暖房を使いますが、それでも1万円をちょっと超える程度です。
 お住いの地域によって断熱仕様が大きく異なります。切手の健康状態を保つには室温24~26度・湿度60%を目安に、信頼できる建築会社さんにシュミレーションしてもらってください。その条件で工事費がいくらになるのか、可能なのは改築かそれとも新築かはっきりわかると思います。

 躊躇していればしているだけ郵趣家人生の損です。
 一刻も早く決断しましょう。

 

 

郵便料金改定のチラシ

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 寄贈品の中からひょっこり出てきたチラシです。サイズは縦14.00cm×横17.85cmです。表面は当時のモダンデザインで、1銭5厘はがきに5厘切手を加貼するイメージで郵便料金値上げを暗示しているようです。この昭和12年4月1日からはがきは乃木2銭、封書は東郷4銭の時代になります。こうした傍系資料も大切にしたいですね。不要品寄贈で送っていただいて幸いでした。亡失を防ぐことができました。

 なお、裏面に「東京・共同印刷株式会社印刷」と小さく製造銘が印刷されています。

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新刊紹介:「第四種郵便」行徳国宏著

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 全国郵趣大会2019in大阪で行徳国宏さんの新刊書を、著者ご自身から直接購入させていただきました。書名は「第4種郵便」、副題は”ー日本における郵便史作品を作るー”。お許しもいただいたのでHYPER Philatelistブログ、facebook、Mixi、twitterでもご紹介させていただきます。行徳国宏さんご自身による刊行案内を添えておきますので、興味のある方はどうぞお買い求めください。

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 郵趣大会の際の分科会で配られたレジュメも興味深いものでした。実は内々に集めていたのがジアゾ式湿式コピー(青焼き)の郵便です。行徳さんは私などよりはるか前から収集されていたのかと驚きました。
 及ぶべくもありませんが、比較的に有名ではないコピスターはがき感光紙の実逓使用例を持っていますのでご覧いただきます。表面に2本の白線が走っているのもはがき用紙を縦方向に送っていた機構の証明でもあり気に入っています。コンテンツは句碑の除幕式の案内です。消印は小倉西局の和文機械印44.11.2です。

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 私の収集テーマは「暮らしと郵便」ではありますが、一般の郵趣家さんと違って”郵便”ではなく”暮らし”の方に重心があります。なので、同封されていた書類がジアゾ式湿式コピーであればそれも残しています。ここにお示ししますのは三菱重工さん差出で、なんという偶然でしょうか、郵便事故に関する内容で郵便と関連するコンテンツでした。

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北米航路就航船のマキシマムカード

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 筑後地方切手のつどい2019で貴重なマキシマムカードを受け継がせていただきました。戦前の北米航路就航船の船内風景印初日印付き写真絵はがき6種完揃いです。当時の名もなき郵趣家が作ったものでしょう。当時のことですからマキシマムカードという言葉もまだなかったかもしれません。
 明治維新からわずか約60年、近代化を成し遂げた大日本帝国の富の象徴かのようです。かえすがえすも大東亜戦争さえなければと思わずにはいられません。

<シアトル線> 氷川丸 1932.6.2
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<シアトル線> 日枝丸 1932.6.16

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<シアトル線> 平安丸 1932.7.12・・・一部ヘゲがあるのが惜しい2019100103

<サンフランシスコ線> 秩父丸 1932.6.9

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<サンフランシスコ線> 龍田丸 1932.6.23

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<サンフランシスコ線> 浅間丸 1932.7.21

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国際文通週間の円満終了を

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 今年の国際文通週間で東海道五十三次がコンプリートしました。実に60年以上の歳月を要しました。これを機に、国際文通週間の発行を円満に終了することを提案します。

 通信手段の乏しかった草創期とは社会環境が違います。いたずらにシリーズを継続しても意義が薄いと思います。正刷切手ではなく、たとえばふるさと切手扱いにランクを下げる、あるいはフレーム切手にする、さらに外国向けクリスマスカード・グリーティングカード・年賀状に共用して使える国際はがきを1種出す(毎年でなくても構わない)などで十分だと思います。

 国際文通週間の社会的使命は終わったと思います。

 

 

1.11.1、1.11.11用記念押印台紙

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 今月25日くらいから図の記念押印台紙が中国支社管内各局に配給されています。旧特定局で10枚、旧普通局で150枚程度で、切手を購入された方で希望される方に無償配布されます。目的は1.11.1と1.11.11の記念押印用です。混乱を避けるためかプレスリリースは行われません。なので配給があったことを知らない窓口局員さんもいらっしゃるかもしれません。すでに全局へ行き渡っている頃合いですから、ご希望の方は最寄りの郵便局でお訊ねください。また、他の支社でも同様例があるかもしれませんね。興味のある方はリサーチとご報告をお願いします。

 


年賀状交換やめました

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繰り返しアナウンスさせていただいています。
郵政民営化と同時に年賀状交換をやめていました。2008年(平成20年)用年賀の時です。

それが地元で1組が出現したり、令和改元だの東京2020寄附金付きなどのトピックがあったため、過去3年はなし崩し的に発受していました。ですが2020年用年賀はもう特段の要件もないようなのでここで本来の姿に戻します。年賀状交換をやめます。住所変更など特段のご用向きがない限り、どうぞご遠慮なく私宛は省いてください。もしいただいてもこちらからはご返事は送りません。

 

 

ツーリズムEXPOジャパン2019

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 京都の澤田一毅さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。去る10月24~27日の4日間、大阪で開催された表題イベントの会場から差し出されたポストカードです。このイベント自体、当地山口県まではとんと伝わっていませんでした。ましてやラトビア郵政特設ポストがあったなんてまったくのノーマークでした。サイト検索しても何も出てきませんので、実際に参観した人しか気付かなかったものと思います。貴重な使用例をありがとうございました。

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 ポストカードは無料でいただけたようです。そのかわり€0.85切手と諸経費込みで1通150円。妥当な価格だと思います。

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 これが今年のサイトトップのキャプチャー画像です。
 来年は2020年10月29日~11月1日、沖縄コンベンションセンターならびに周辺施設で開催とのこと。今回のラトビアブース(ラトビア投資開発庁)以外にも特設ポストはないだろうか、記念スタンプは、記念スーベニア品は・・・と関心が高まります。今のところ他の予定はないので今から訪問計画を立てておきます。

 

赤い『ポストカー』in 萩ふるさとまつり2019

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 11月9, 10日(土日)の2日間、萩ふるさとまつりに赤いポストカーが派遣されると知りました。1日目はどうしても外せない仕事があったため、2日目(最終日)に行ってきました。

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 萩市中央公園駐車場の一角で積極営業中。その場で写真撮影してそのまま印刷したポストカードをその場で送ることができるなど、実物サンプルを並べてありました。私も撮影を勧められましたが還暦近いおっさんの写真なんて誰も喜びませんから謹んでご辞退申し上げました(笑)。

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 少し離れた位置から引いたアングルで撮影しました。ずっとこんな感じで人並みが絶えませんでした。おじいちゃん・おばあちゃん宛あるいは自分宛に出すよう親御さんにせかされているおこちゃま多し(笑)。そうです、熱心なのはお母さんがたでした。

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 萩郵便局さんも積極営業です。オリジナルフレーム切手やフォルムカードを並べた販売ブースを構えていらっしゃいました。キミも長州奇兵隊になれる?な撮影小道具も用意してありました。これは萩オリジナルでしょうね。

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 当日無料でいただいた&Postのロゴ入り専用のポストカードです。これは最初の東京KITTEの時から同じものが配布されています。現地に風景印を持参しておられましたので私も引受消印をお願いしました。なお、貼付切手は私の手持ち品を使いました。
 当日、郵便局の方と名刺交換し、いろいろお話を伺いました。第1回目が東京KITTE、次に新潟県の長岡花火大会、福井県のおわら風の盆、再び東京、そして今回の萩だそうです。出動は5回目、訪問地は4ヶ所目になります、とのことでした。萩地区の郵便局グループさんが熱心に赤いポストカーの招聘活動をされた結果こうして実現したのだそうです。ありがとうございます!。

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 ご参考までに第1回の東京KITTE、第2回の長岡花火大会の際の実逓便をご覧にいれます。東京は銀座局1.7.21の手押し和文印(山口真一さんより)、長岡は新潟局(地域区分郵便局)1.8.4の和文機械印です(富澤昇吉さんより)。使われているのは上記と同じ専用ポストカードです。

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 せっかくなので記念にどうぞと勧められたのがこれ、FMラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」の企画「宛先のない手紙」参加用のポストカードです。これは使わないで未使用のままコレクションにします。

 

 

 

 

メールアートの絵はがき

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 某所でポストカードを漁っていましたら3枚組でたったの50円で掘り出しました。ふつうの郵便物のほかにハンガーそしてニワトリ、バッタ、手袋の形に切り抜いた紙(厚紙?)に切手を貼って送った実逓便を題材として取り上げています。メールアート自体が日本ではまだまだ知られていないと言うのに、それを題材にした絵はがきとはびっくりです。
 宛名面の郵便番号枠が7桁なので、7桁郵便番号制度がスタートした1998年(平成10年)2月2日以降の日本製であることは明らかですけれど、製造者名も何もないので詳細は全く不明です。わからないながらも興味深い事例なので特にご紹介しておきます。

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 実は私もいくつかのメールアート作品製作プロジェクトを同時進行中です。今公表できるのはこれ、角6封筒をベースに日用品のラベル類、紙モノの端材、スタンプ類をコラージュした「日常の記録」です。
 角6封筒をベースにしたのは、ボストークアルバムリーフ、A4判リーフともにすっきり収まるので収納や展示に合理的だからです。5~10通の封筒を常に帯同し、アドリブでコラージュしています。自分の感性で仕上がったなと感じた段階で行く先々最寄りの郵便局で引受消印して自分宛に送っています。さしあたって100通を目標にしているので「Project-0100」(プロジェクトぜろいちまるまる)と名付けました。いずれ全作品をご覧いただく機会を作りたいと思っています。

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報道発表資料をください

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 今日のJPS防府支部例会席上でOさんからいただいたものです。11月3日付の仁保郵便局の風景印が押されたぽすくまのポストカードです。これは一体何???。
 Oさんによると第47回仁保大農業まつりの際に仁保郵便局さんが配布されたものだそうです。いやあ、全然知りませんでした。こういう地域密着型イベントこそ報道資料が欲しいです。
 今はテレビも新聞も見ないうえに情報収集は基本ネットという層が激増しています。かくいう私もそうです。テレビは見ない云々どころではなくそもそも家に置いていません。
 山口県内の郵便局関係者の皆さん、どんなことでもいいですから私にイベント関係の報道資料をメール、郵便なんでもかまいませんので送ってください。このHYPER Philatelistブログを筆頭にfacebook、twitter、mixiさらには全国規模の郵趣情報週刊紙編集部にも責任を持って情報拡散します。

[追記]
 配布されたポストカードはオフィスサポート社の正式なオリ・パラグッズでした。
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