先週末に長崎に行った主目的は、スペインのアーティスト、アントニオ・ロペス氏の日本初の回顧展が長崎県美術館に巡回して来たからです。4-6月に東京・渋谷で開催、次いで長崎の地にやってきたのでした。6月29日〜8月25日まで開催され、その後には岩手県立美術館へと巡回予定です。
偶然にも本国スペインで「現代美術」と題する4種シートが3月11日に発行されました。それに選ばれたのがまさにアントニオ・ロペス氏でした。新切手の発行に合わせたかのように日本で展覧会が開かれるというのは滅多にあることではありません。しかも4種のうち「グラン・ビア」と「新しい冷蔵庫」の2種の実物が来日しています。これは行く価値ありでしょう。
ミュージアムショップで販売されていたグラン・ビアのポストカードに同スペイン切手を貼りました。これに50円普通切手を並べて貼って最寄り局の長崎銅座町郵便局の風景印を押印しました。新しい冷蔵庫のポストカードも同様に仕立てて各位に発送しました。さらに、ふだんからポストカードの交換をお願いしている方々には、入場券に描かれている「マリアの肖像」のポストカードに風景印を押印して発送しました。早い地域では本日7月8日にも配達されることと思います。
なお、長崎県美術館には独自の記念スタンプはありませんでした。スタンプラリー印はありましたけれど、インクの補充が行き届いておらず途中で押せなくなってしまいました。子ども向けのマンガっぽいラリー印でしたし、押されていてもなくてもこれはこれで良し、ということでご了解ください。