ふたつの終戦記念日
うれしくないものをお見せすることにならざるをえないことを最初にお断りしておきます。図は68年前の今日、日本が無条件降伏したのを祝ってアメリカで作られた記念カバーです。カシェににある「V-J DAY」とはVictory over Japan Dayの略で対日戦勝記念日という意味です。実際は日本より先にドイツが降伏した5月8日をV-E...
View Articleメランコリア・1514
デューラーの作品はいくつも切手になっています。彼が生きたのは日本で言えば室町時代。応仁の乱が終わって戦国時代に突入し、織田信長もまだ歴史に登場しないおよそ500年前です。にもかかわらず作品の多くが繰り返し切手原画に採用されているのは素晴らしいことです。...
View Article新刊案内 蘭印戦跡紀行
郵便学者の内藤陽介さんから新刊案内が届きましたのでご紹介します(椙山)★★★★★★★★★★ 郵便学者・内藤陽介の最新刊 ★★★★★★★★★★★ 『蘭印戦跡紀行』 日本の兵隊さん、本当にいい仕事をしてくれたよ。 彼女はしわくちゃの手で、給水塔の脚をペチャペチャ叩きながら、 そんな風に説明してくれた。(本文より) 南方占領時代の郵便資料から、蘭印の戦跡が残る都市をめぐる異色の紀行。...
View Article自由研究こども切手クラブ
夏休みもあと一週間とちょっと。この期に及んでもなお自由研究に取り組もうとしないお子ちゃまはいませんか?。遺伝だからしょーがねーなー、などとご両親も諦めている・・・ではいけません。ここに一打逆転の方法があります。それが表題の「自由研究こども切手クラブ」です。...
View Article本郷新制作「氷雪の門」除幕50周年
北海道の湯浅英樹さんからご恵送頂きました。いつもありがとうございます。 こうして地域の歴史や催事を記念カバー、カードの形で作り残していく郵趣の技法が再び広まっていくことを歓迎します。以下、カード裏面に記されていた解説文を一部補筆・転載させていただくことにします。...
View Article1円62枚貼り実逓カバー
facebookで1円切手の多数貼りカバーの話題が出ましたので私も一通ご披露いたします。平成元年11月11日、ゾロ目日付の時に川崎局で差し出されたものです。これには若干の説明が必要ですね。...
View Article柳井山根局でインク浸透式欧文印使用を確認
柳井市のコラボカード製作のために下見をしてきました。その時にいつものように道すがらの郵便局で和文印と欧文印の記念押印をしてきました。滅多に使わないからとロッカーに仕舞いっ放しの局が多い中で、柳井山根局だけが欧文印をすっと出してくださいました。それもインク浸透式のいわゆるシャチハタ式欧文印でした(上図右)。...
View Articleきちんと説明しよう
このカバーを見て意味がわかる人はそうはいないと思います。かく言う自分も最初はスルーしてしまいました。後でアオヤマスタンプさんに説明していただいたからこそ入手したもので、それがなければ見逃したままだったと思います。...
View Articleイプシロンロケット打ち上げ成功
鹿児島県南さつま市の有山猛生さんからご恵送いただきました。みなさんニュースでご覧になったことでありましょう、あのイプシロンロケットの打ち上げ成功記念カードです。カシェのデザインも緻密で素晴らしいです。...
View Articleうるう日
スタンプショウはかた2013にて、今回もパインスタンプさんから面白いものをいただきました。地元、山口県内郵便局のうるう日(2月29日)の消印です。ゾロ目・連番といった数字遊びの消印類も集めている関係で、うるう日消印も収集対象に含めています。昭和47年、県内在住の郵趣家が意図的に投函・作成した飛天7円官製はがきの押印例です。...
View Article東風吹かば匂ひをこせよ梅の花
寄贈品のFDCの束を検分していて発掘しました。鳥シリーズ「うぐいす」に枚岡郵便局の風景印が押されています(大阪府東大阪市)。ここは桜の名所なので初日指定局に選ばれました。これにさらに太宰府郵便局の風景印が押印されていたので手が止まりました(福岡県太宰府市)。このカバーを作った人よ、いくらなんでも素っ気なさ過ぎるじゃないか。...
View ArticleSLやまぐち号部分運転再開記念
2013年7月28日の山口・島根豪雨の影響で運行を中止していたJR山口線のSLが2日、約3ヶ月ぶりに新山口ー地福駅(いずれも山口市)で運行を再開しました。本来なら新山口駅と地福駅の所縁・最寄りの小郡と地福の両郵便局で記念押印ができればなあと考えていました。しかし、残念ながら当日は土曜日なので地福局はお休みです。地福駅には駅スタンプもないので2局間カバーは諦めざるを得ませんでした。...
View Article日本の「異物混入・添付」郵趣品
「異物混入・添付」とは変り種切手コレクター仲間でよく話題になる分類軸です。紙製の切手に異なる物質が文字通り混入されたり添付された切手類のことです。...
View ArticleスペシャルBOX年末販売開始
当ブログ名物のスペシャルBOXを販売します。 ここ半年間で寄贈品がだいぶ集りましたので、それら新着品を中心にパック詰めします。量に余裕がありますので、ご希望があればA、B各コースともお一人最大3個までお受けします。内容等についてはこれまでに何度もアナウンスしてきました通りです(例はこちらを参照ください)。A.レターパックライト満杯詰め 1,500円(一式込み)/1通B.ゆうパック小箱満杯詰め...
View Article方寸展2013に寄せて
図はJPS杉並支部10周年記念の際に作られた寄せ書き付き官白です。昭和51年10月10日付の杉並、杉並南、荻窪各局の風景印が押されています。その裏面には当時の水原明窓JPS理事長、郡司勇夫杉並支部長、石川昭二郎東京地方本部長(推定)の直筆サインが残されています。いずれも故人ですけれど、どなたもその晩年にお世話になったお歴々です。特に石川さんには並々ならぬ薫陶をいただきました。...
View Article成約のお知らせ
HYPER PhilatelistブログおよびLocal stamps、Yellow papersの兄弟ブログ2つの計3ブログとの年間契約がまたひとつ成約になりましたのでご報告します。 公益財団法人日本郵趣協会・甲府支部さんです。前記3ブログからの引用、転載について完全フリーという契約内容です。期間は2013年12月から2014年11月末までの一年間です。...
View Articleミニピアノ付き国宝切手販売用パック
某パインスタンプの松本社主におばか呼ばわりされながらも日夜ゴミと奮闘し新たな価値観を発掘し続けているスギヤマです。ご機嫌いかがでしょう。 さて、今回も面白い発見・発掘がありましたのでご報告します。特に音楽切手コレクターの皆さんへお知らせします。 全国各地の郵政局(当時。現在の支社)が創意工夫を凝らして作成した販売用パックを見ていました。表紙にMini...
View Article続・32年後の邂逅
1978年(昭53)5月20日発行の新東京国際空港開港記念と国土緑化、その2種同時発行にまつわる思い出話を以前「32年後の邂逅」と題してお話しました。それからさらに3年、35年後になって2通目を発見しました。かえすがえすも同じことを考える郵趣家がいるのだなあと感慨深いです。...
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